Windows 8.1 or server 2012 R2 からLinuxクライアントもHyper-Vの動的メモリでhot add memoryを使えるようになった
windows8.1にアップデートしたら動的メモリが完璧に動くようになったぞ!!!!!!!
まぁ言いたいことは記事タイトルの一行ですべて終わりなんですけど、あまりにも嬉しくて書きました。というかこの記事のためにこのブログを作った。
そこかしこで3.8くらいからLinuxはHyper-Vの動的メモリに対応していて需要に合わせてメモリを増減できるみたいな記述がされてますが、実はそんなことはなくwindows8およびそれ以前までHyper-VはLinuxクライアントの動的メモリ対応が不完全でした。使われていないメモリの縮小には対応していましたが、メモリ要求が増えた時に起動メモリ以上のメモリへ伸長することができなかったんです。しかし8.1に乗っているHyper-Vからはこれが可能になります。上スクショの「割り当てられたメモリ」が「起動メモリ」より多いことに注目。
なおこの機能を使うにはLinux側で適切なフラグが必要なので、カーネルのバージョンを確認しておきましょう。
僕は今、
・そのarch上ではGUIは一切動かさず待機
・windowsでCygwin/Xを使ってarch上のlxterminalとかを持ってくる
・その他双方向ファイル共有とかでwindowsとlinuxの融合を目指す」
という構成にしていまして、これは「確かに仮想マシンは動いてるけどGnomeみたいなデスクトップ環境も何も動いてないので100MBくらいしか余計なメモリを消費しない」という利点があります。あとはLinux上で動かすアプリケーション分だけのメモリが消費されるだけです。(またWindows8による快適なタッチ操作が行えます。SurfaceいいよSurface。)ところが、固定メモリ消費だと結局あらかじめメモリを割り当てておく必要があったのでこのメリットが半減だったんですよ。。だから今回のhot-add-memoryはめっちゃうれしいわけです。これで普段の生活がより快適になりそうです!!
参考文献
・New Hyper-V features in Windows Server 2012 R2
http://www.tudy.ro/2013/06/04/new-hyper-v-features-in-windows-server-2012-r2/
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mysv/1352818048/ (38 - 46)